2023年11月11日 熊本県小国町バイクと軽乗用車の衝突事故
タンデムグリップ「MOTTE」開発者のSです。
前回の「太刀洗平和記念公園」からの続きとなります。
タンデムホームページのタンデムグリップ「motte」のページの最初に季節の描写と必ず入れる言葉があります。それはバイクを愛するすべてのライダーさんへの切なる願いを込めた「そして無事に帰ってくること」という一言です。
バイクは生身で乗るものなのでとても危険な乗り物です。近年肺炎(コ・ナ)の蔓延をきっかけに他人との接触の少ないアウトドアーやバイク人気が定着してきました。
特に女性の参画には目を見張るものがあります。たまに通る場所に自動車教習所があり、教習コースを覗いてみると小柄な女性が教習車両(バイクCB400)に果敢に挑戦している姿を多く見かけるようになりました。中型二輪は体格からすると男性にとっての大型バイクに匹敵するサイズです。やはり女性の行動力と度胸には勝てないといつも感心してます。
そんな女性達を含めたバイクを愛するすべてのライダーさん達には絶対に事故に遭ってほしくないのです。
バイクに限らず交通事故というものは被害者も加害者も関係者もすべて不幸になるからです。
ところが、そんな偉そうなことを日頃願っている本人が無事に帰ってこれませんでした。
しかも、10年以上の相棒で思い出多いCB1300スパーボルドールを廃車にしてしましました。
バイクショップ店長(業界では伝説のライダーのご子息)は引き取りの時、バイクを遠目で見て
「何か短くないですか?」と寂しそうに呟きました。
衝突の衝撃でフロントフォークが手前に折れて前輪がエキパイを潰して「何か短く」なっていました。
ホームページで偉そうなことを語って本当に申し訳ありません。
さて、「太刀洗平和記念公園」を後にして国道300号線を経て、お馴染みの軽トラでなかなか先に進めない国道386号から国道212号線に乗り一路阿蘇を目指します。「太刀洗平和記念公園」で心が洗われた私は調子に乗って天下泰平をお願いするために「阿蘇神社」を目指すことにしました。
途中いつものように周りの景色を楽しみつつ、道幅いっぱいを蛇のようにくねくね這っていく大型トラックの運転テクニックに感心しながら走っていると、杖立温泉近くの豊作市場駐車場に近づいたので休憩をとることにしました。
川向こうの観音岩温泉にいつか行ってみたいといつも眺めているのですが、実際にお湯に浸ったライダーは一体どれくらいいるのだろうか?などと悩みながらしばらく休憩をとりました。(ライダーには位置が微妙です)
さて、今回も長くなってしまいました。次はいよいよ事故現場に接近します。
事故まであと30分
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